◆北海道絶景周遊北海道の道東中心に旅行しました。 パックツア-です。 旭山動物園、美瑛、層雲峡、銀河・流星の滝、大雪ダム、 キタキツネ牧場、網走刑務所、知床、トドワラ、 サ-モンパ-ク、摩周湖、阿寒湖、富良野など、 盛りだくさんのパノラマ周遊です。 どうぞご笑覧ください。 エコジェットふたたび♪ 羽田空港です。 赤い尾びれの飛魚達に混じって、 緑の尾びれといえば、 ご存知JALのエコジェットです。 以前もみかけましたが、またまた接近遭遇^^。 なんだか幸運の友のような気がしてきますね^^。 それでは北海道パノラマ周遊に行ってきま~す♪ ジャンボの二階席♪ 久しぶりにジャンボの二階席になりました。 想定外だったので、座席を探して、 一番後ろまで行ってから戻りました。 なんだか得したような気分でした。 エコジェットのご利益かも(^^)。 バウムク-ヘン♪ 千歳空港に降りて、その後バスに乗り換え、 旭川市を目指しました。 天候はあいにくの曇り時々雨。 途中で止まったSAでの一こまです。 これをきると、中から年輪が現れます。 バウムク-ヘンのこんな姿、初めて見ました^^。 ふるえる猿の親子♪ 無事旭山動物園に着きました。 でも外はぽつぽつ雨が降って、寒い7月の空です。 猿達も親子互いに寄り添って、体温の低下を防いでいます。 文化・文明の衣を脱げば、寒空に震える姿は、 ヒトも猿も同じです。 入浴中の白熊君♪ なんともご機嫌な表情の白熊君。 まるで温泉気分なんでしょうか? 水の中を飛ぶペンギンですが、 水を出たらコメデイアンのようです。 堂々とした中にもコミカルな表情(^^)。 ゴマフアザラシの赤ちゃん♪ アザラシのパイプ遊泳は 旭山動物園の見所として有名ですが、 このぬいぐるみも可愛らしくて、 結構売れているようです。 それにしても外は冷たい雨。 昨日は25℃以上あったというのに・・・ 森林おおかみ♪ オオカミは、群れを作って行動します。 群れは、雌雄のペアとその子どもたちで構成されます。 私達の家族と同じ構成ですね。 オオカミは獰猛で危険な野生動物という印象がありますが、 実際には平和的に暮らす動物だそうです。 群れで暮らすためにコミュニケ-ション能力や 序列の認識に優れ、それが犬にも伝わっています。 美瑛の風景~親子の木♪ 親子のように2つの大きな木にはさまれて 小さな木が見えます。 ヨ-ロッパ的な絵の中にあります。 美瑛の丘はなだらかな丘陵になっています。 これはおそらく氷河期に、 氷河周辺で地表面が凍結したり融解したりを繰り返した結果、 地表面が次第になだらかになっていった、 いわゆる周氷河地形だと思います。 ヨ-ロッパも同じなんですね。 作物も同じような種類で、 数年前に訪れたオ-ストリアやハンガリ-の 景色がダブってきます。 美瑛の風景~セブンスタ-の木♪ 大きな柏の木です。 天気がよければな~ちょっと残念。 これも日ごろの行いの結果でしょうか。 美瑛の風景~ケンとメリ-の木♪ ご覧のようにポプラの木です。 ケンとメリーの木。ケンとメリーの木は、 昭和48年頃に日産自動車のケンとメリーのスカイラインの CMに使用された木から名がつけられたそうです。 当時よりもずいぶん背が高くなったのでしょうね。 美瑛の風景~四季彩の丘♪ 美瑛にある四季彩の丘です。 富良野のファ-ム富田と似ているお花畑です。 あいにくの空模様ですが、 あちこちで写真を撮りました。 ほとんどには自分達が入っていますので、 あえて風景だけ撮ったものを載せています。 四季彩の丘のHPです。 天気がよいとすばらしいですね! ク-ル・ツア-♪ ク-ル・ビズならぬ、ク-ル・ツア-。 なんと気温12.5℃しかありません。 羽織る長袖シャツ1枚と薄いセ-タ-1枚を 予備に持ってきたので助かりました。 北海道はヤッパリ寒いです。 前日までの25℃~28℃とは 打って変わってのこの寒さが身に染みます。 層雲峡の柱状摂理♪ 美瑛を過ぎてひたすら走り、 大雪山系の名所=層雲峡に入りました。 安山岩質溶結凝灰岩の冷却過程で形成される 柱状摂理が車窓からはっきりわかります。 道の両側が、まるで自然の屏風です。 バスはひたすら石狩川の上流に沿って走ります。 この北海道一の大河が長い間に侵食して、 この景観を作り上げたのだと、 ただただ感動です。 この北海道中央の大雪山系や十勝連峰は、 実は根室の先にある千島列島が、北海道に近づいて、 押している結果なんです。 押されて火山活動が生じ、溶岩が大量に積もって、 溶結凝灰岩が形成されました。 さらにその下にある日高山脈は、押されて、 地殻深部がめくれ上がっているといわれます。 その証拠が、橄欖岩などの地殻深部というか、 半ばマントル岩が山頂表層部で発見されています。 こう考えると、ちょっと時間を前に進めてみれば、 今ロシアとの領土問題となっている北方四島も、 いずれは日本にくっついてしまうんですよね。 逆に時計を過去に戻せば、根室半島も、 知床半島も、かつては島だったのですから。 道理でしょっちゅう地震があるわけです。 層雲峡のホテル周辺♪ 大雪山山系の中にある層雲峡に第一夜宿泊です。 食事も創作料理ダイニングで満足でした。 層雲峡というだけあって、 すぐそこに雲がわいてきます。 標高は多分600m程度かな? 朝早くにこのロ-プウエイで黒岳に上る予定でしたが、 天候不順と寝坊で断念しました。 2個乗り継いでいくそうなので、 結構凄い絶景だったかも知れませんが、 雲の中で視界ゼロだったかもです。 それに高所恐怖症ですしね。 (前夜頼むときにはスッカリ忘れていました) この周辺には欧州風の建物も並んでいて、 なんだかドイツやスイスにきたかのようです。 高原の花々♪ 層雲峡のホテル周辺を朝散歩したら、 あちらこちらに様々な高山植物が咲いていました。 私が入力すると、高山より鉱山が先に出てきます(^^;;;。 それにしても、2年前に訪れた ドイツのノイシュバンシュタイン城のあたりの 高山植物を思い出します。 本当に素的なところのすぐ近くに住んでいたんだ~ そういう感慨がいまさらながら出てきます。 青い鳥、ここにいたんだ~という感じです。 大函・小函♪ 大函、小函は、四国の大歩危・小歩危と同じような、 渓谷です。石狩川の上流にできた柱状摂理の渓谷です。 その一箇所でトイレ休憩。 この写真、実はどこかでみたな~という気がしました。 思い出したのが、「川の石ころ図鑑」という本でした。 後でその本をめくってみたら、 これとほとんど同じ写真がありました。 銀河の滝、流星の滝♪ 確か銀河の滝だったと思います。 両者は並んで落ちています。 夏にしては結構水量がありました。 昔両親と、父が運転する車で来たことがありました。 あれから15年以上。 風景はすこしも変わりありません。 もうすこし行くと大雪ダムです。 大雪ダム♪ 大函に立ち寄ってから、大雪ダムを車窓から見て、 石北峠を越えます。 越えると北見地方に出ます。 大雪ダムはロックフィルダムで、 黒部ダムのように綺麗なア-チ型ではなくて、 岩を堤防のように積み上げて せき止めている原始的な工法です。 昔見たときには、緑がなかったのですが、 スッカリ緑に覆われています。 網走へ続く国道39号線♪ 大雪ダムを過ぎて、バスはひた走ります。 ここがちょうど石北峠辺り。 峠の前後で植生や風景が変化します。 降雪量の違いからでしょうか。 エゾシカに注意ですね。 途中、富良野の先のイトムカを過ぎました。 ここは、昔、水銀(硫化水銀=辰砂)鉱山で 名を成したイトムカ鉱山がありました。 さらに進むと、置戸町を通過します。 この辺りにも水銀鉱山やアスベスト鉱山がありました。 私の会社のかつての同僚の出身がこの置戸町でした。 幼少に熊と遊んだと行っていましたが、 なるほどと納得。 相棒はつまらなそうに寝ていましたが、 私にはとっても楽しい車窓風景でした。 キタキツネ牧場♪ 長い道のり国道39号線を ふたすら走って、ようやく キタキツネ牧場にたどり着きました。 早速お出迎えです。 牧場の中に入ると、遠くに放し飼い状態が見えます。 思ったより小さいです。 近くに寄ると、毛がモアモア。 ちょうど毛の生え変わり時なんですね。 自分達と一緒の写真も沢山撮りました。 キタキツネ牧場の石♪ ジャスパ-(不透明な玉髄)のようです。 珪化木です。 これはかなり表面が風化していますが、 去年室戸岬でみた斑レイ岩でしょう。 白が斜長石、黒が輝石。 これは狐石、ではありません。 狐石は富山のお話。 これは前回載せそこなったキタキツネの写真です。 寒そうで丸まっています^^。 赤い煉瓦の網走刑務所♪ 明治時代に作られた刑務所で、 当時は特に凶悪犯、脱獄犯、政治犯などが 多く収監されたようです。 これまで乗ってきた国道39号線の建設に駆り出され、 その劣悪な労働環境から多くの囚人たちが死に、 道路わきに埋められたそうです。 その慰霊碑も来る途中の道路際にありました。 高倉健さんで有名な網走番外地がここですね。 シャバとは川で隔てられ、橋を渡ります。 蟹づくし♪ 毛蟹の群れです。モゾモゾ動いてます。 ランチは蟹づくし♪ ゆでたらば、生毛蟹、ゆでずわいサラダなど、 いろんな料理で、ひたすら食べて満腹・満足^^。 1時間があっという間に過ぎました。 昨夜のホテルの創作料理もおいしかったし、 今回は料理に結構満足^^。 刑務所見た後だけに、シャバはヤッパリいいなあ~(^^) 小清水原生花園♪ オホ-ツク海と白鳥で有名な「とうふつ湖」に はさまれた細長い地域には、 沢山の野生の花々が咲き乱れています。 ここは小清水原生花園。 エゾスカシユリです。 エゾキスゲです。 ハマナスです。 天気も快復して、 最高の行楽日和になりました。 最北の「鳴り砂浜」♪ 原生花園の中にありました。 最北の「鳴り砂浜」だそうです。 「鳴き砂」の浜かと期待しましたが、 いくら歩いても、踏みしめても、 蚊のなく声すら聞こえませんでした。 オホ-ツクの海です。 2月には流氷がやってくる海ですね。 海の反対側は「とうふつ湖」が見えます。 JR駅舎では駅長さんの帽子を2つ借りて 個人的に記念撮影^^。 なかなか様になりました。 売店ではお久しぶりのソフトクリ-ムを。 あれ?ミントメロンだったかな?度忘れ(^^;;;。 知床~オシンコシンの滝♪ いよいよ知床領域に入ってきました。 今回の旅行のメインル-トです。 まずはじめは、オシンコシンの滝。 道路からすこし急な道を登っていくと、 すぐに凄い音が聞こえてきます。 滝から落ちる水の量が半端ではありません。 正面に来るとますます凄いです。 カメラマンがいて、 発泡スチロ-ル製キングサ-モンを 持たせてくれて写真を撮ってくれます。 勿論自分のデジカメを使って撮ってくれます。 相棒が目をつぶってしまったとかで、 2回も並んで撮りました。 斜めの岩盤に沿って二つの流れが 末広がりに落ちる独特の景観が美しいです。 双美の滝ともいうのだとか。 ウイキによれば、 ---名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じた。 ---という事です。 ヒグマに注意♪ 亀岩が見えてきました。 ここを過ぎるといよいよ世界遺産「知床」です。 手前に見える高い位置の道路は世界遺産領域です。 その中へアニマルウオッチングに出かけます。 写真はネイチャ-ガイドの方です。 なんと、「ひぐまに注意!」の看板が。 そうは書いてあっても、 めったに見られるものではないだろうと、 内心たかをくくっていたら、 バスの車窓からではありますが、 50m離れていません。 はっきり見えました。 この日はさらに、キタキツネ、エゾシカも見ることが出来、 さすが世界遺産と、感動しました。 エゾシカです。結構たくさんみかけました。 オスのエゾシカです。 角は1年で自然に脱落し、 毎年生え変わるのだそうです。 まだ一番大きくはなっていない、 柔らかそうな角を持つオスです。 すぐ近くです。 知床五湖のうちの1個(一湖)♪ 知床半島付け根のオホ-ツク階側に 五個の小さな湖がかたまってあります。 散策が出来ます。 たいへん美しい湖です。 私達は一湖、二湖だけを1時間ほどかけて ネイチャ-ガイドさんのご案内で回りました。 まずは一湖です。 一部木道があります。 周りの木の幹には、ヒグマの爪あとがありました。 木の周りの地面は柔らかく、落ち葉が降り積って 保水力に富んだ地面であることを感じました。 食虫植物(もうせんごけ)♪ 一湖の周りを歩いていて、 ふと足元を見ると、 木の古い切り株の中に、 食虫植物の「もうせんごけ」が。 なつかしい~。 野生では尾瀬以来のご対面です。(^^) 知床~幻想湖♪ 知床一湖の次は二湖。 でもここが二湖だったか一湖だったか? ちょっとあいまい。 いずれにしても、この美しさ。 ため息がでます。来てよかった~~ 知床連山を借景に、 豊かな自然に囲まれた絶景。 まるで東山魁夷の絵のよう。 白馬がどこからか出てきそうな・・・(^^)。 それとも近づくと、湖底に横たわっている、 オフェリアが見えるかも・・・(^^;;;。 キタキツネ接近遭遇♪ 知床五湖の木々は、このように岩の間、 上に乗っかるように生えています。 一皮向けば、火山岩だらけです。 歩いていく私達のすぐ近くに、 キタキツネ君がお目見え。 あわててシャッタ-を押したのでブレブレ(^^;;;。 貴重な自然を残したいですね。 夜の知床♪ さらにオプションで夜にも、 アニマルウオッチング兼星空ウオッチングに参加。 同じツア-から参加したのは私達だけでした。 昼間にたくさんの生き物に遭遇しましたが、 夜になると、一層怖ろしい雰囲気が漂います。 写真はキタキツネです。 ヒグマもいました。 車から10mも離れていない位置です。 途中、車から外に出て、車も消灯し、 音も光もない、漆黒の世界に立ってみると、 とても神秘的な気持ちになってきました。 中天には、デネブ、リゲル、北斗七星など、 はるかむかしに聞いた星星が 時空を超えて輝いていました。 うっすらと銀河の雲も流れていました。 知床観光船に乗る♪ 朝から知床観光船に乗りました。 一番楽しみにしていました。 昨日は欠航となり、今日も90分コ-スを 60分に短縮しての出航です。 このオ-ロラ号、冬には観光砕氷船になるそうです。 岩肌が黒いです。 奥には知床連山が控えています。 この上の方に、知床五湖があるようです。 かもめでしょうか?悠々と飛んでいます。 雄大な景色です。 まるで沖縄の万座毛や桂林の象鼻山のようですね。 でも石灰岩ではありません。 たぶん玄武岩質の溶岩か火砕流による溶結凝灰岩。 岩肌の黒さが迫力を増しています。 日本が誇る世界自然遺産。 知床=シリエトク=大地の果て アイヌの言葉が重く響きます。 知床観光船~その2 ここは、かつても火山火口だったらしいです。 小さなクルーズ船が接近しています。 これは鬼の洗濯板のように見えますが、 堆積岩による地層というよりも、 海の中の柱状節理ではないでしょうか。 さて、世間では今日衆議院議員選挙です。 私はすでに期日前選挙をすませています。 どちらが勝っても、大変な状況になりそうですが、 ここは我慢のどころでしょうか。 知床峠より国後島を望む♪ 知床峠に来ました。 正面に見えるのが羅臼岳。 展望台より半島の東側を見ると、 雲のその先に、陸地が見えています。 あれが、国後島。北方四島のひとつです。 ズ-ムするとすこしは大きく見えますか? その知床ともお別れ、 国後島へ向かってバスは峠を下りていきます。 旧ソ連が、どさくさにまぎれて不戦条約を破って侵攻し、 北方四島を占領したままの状態。 古くて新しい領土問題の島です。 北の国から~純の番屋♪ 「北の国から~2002遺言」で登場した 「純の番屋」が移築されて いまはお店になっているそうです。 車窓から一瞬のシャッタ-チャンスを ものにしました^^。 以下はウイキより引用。 --------------------------- 1981年にフジテレビ系列で放送された 連続ドラマ(2クール・全24話)。脚本は倉本聰。 北海道・富良野を舞台に、 黒板家をめぐる親子愛や登場人物の成長、 大自然の中での生活を叙情豊かに描く。 半年間の放送のために1年以上の北海道ロケを敢行し、 大作映画並みの時間と予算をかけて制作された。 連ドラ終了後も数年に一度のペースで スペシャルドラマが放送され、いずれも高視聴率を記録。 2002年「遺言」で幕を閉じるまで 21年間続いた国民的人気ドラマ。 主要キャストは連ドラ時代から21年間同じで、 純や蛍の成長の物語としても見ることができる ------------------ この番屋も、なかなか気に入ったものがなくて、 倉本聡自身がデザインしたものだそうです。 北海道観光の現在は、 彼に追うところが少なくないと思います。 わがふるさとの功労者として尊敬しています。 北の国からの映像です。 さだまさしさんの音楽もまたよいですね。 標津サ-モンパ-ク♪ 該当にサケの姿が・・・。 着きました、標津サ-モンパ-ク。 展望台からは遠くの島まで見えました。 科学館があり、サケ科の魚を中心に、 いろんな魚がいました。 これは角質を食べる魚だそうです。 くすぐったいです。 国内最大の淡水魚「いとう」です。 サケ科です。2mに達する巨大なものも昔は居たんだとか。 いまは幻の魚、めったに採れません。 というか採っていいのかな? 私が幼いころ、父が90cmの個体を釣ってきて、 魚拓にして大喜びしていたのを、今でも覚えています。 これはチョウザメです。 ひょうきんな顔つきで動きが面白いです。 歯がないので、指を口に入れるとなめてくれるそうです。 (ちょっとこわいので、やりませんでしたが) ルイベを食べる♪ ランチはここサ-モンパ-クで。 といえばご想像道理のさけづくし。 その中にあったルイベです。 凍らした生サケの刺身をスライスしたもの。 口の中で溶けて独特の食感と味が好みです。 アイヌ語のルイペ=溶ける食べ物が語源だとか。 そのとおりです。 久しぶりに食べました^^。 私はこの食感が大好きです(^^)。 トドワラの花♪ 知床半島と、その下の根室半島の間に、 小さく湾曲した砂洲が延びています。 これが野付半島、その中にある、 かつてのトドマツの枯れた姿が林立している 枯れ野原をトドワラといいます。 ハマナスの花です。 ヒオウギアヤメです。 これはセンダイハギでしょうか。 黄色が鮮やかです。 ・・・・ こうしてみますと、 原生花園とよく似た植生であることがわかります。 というか、ここも原生花園そのものなんですね。 この花の中を30分弱歩いてトドワラに向かいました。 日差しが強くなり、抜けるような青空でした。 ちなみに、 ハマナスは北海道の花、 丹頂(タンチョウ)は北海道の鳥。 エゾマツは北海道の木です。 野付半島~トドワラ♪ 学生時代に、このトドワラの夕暮れの絵葉書を見て、 その美しさに感動して、 それを20号の油彩にしたことがありました。 できれば夕暮れに来たかったです。 帰りも同じ道を歩きました。 こんな道です。 開陽台~360度のパノラマ展望♪ 中標津町にある開陽台は、 根釧原野の360度のパノラマ風景で知られています。 地球の丸みを感じる場所でもあります。 標高は300mない低い丘ですが、周りがさらに低いので 展望がよいようです。 この近くには摩周湖があります。 阿寒湖や摩周湖は火山カルデラで、 知床半島と同じ構造ではないでしょうか。 つまり元は細長い火山島であり、 知床半島よりも先に北海道部分にくっついたのでは? そう考えると、国後島やエトロフ島も みんな仲間のように思えてきますよね。 霧の摩周湖♪ 霧に包まれることが多いという摩周湖です。 ようやく晴れ男効果がでてきたのか、 なかなかの絶景です。 生まれて初めて実物を見ました。 美しく神秘的な湖です。 外輪山にすこしかかっている雲がまた良いです。 むかし布施明さんが歌った「霧の摩周湖」で 一躍有名になった湖ですが、 一時はロシアのバイカル湖を抜いて、 世界一の透明度を誇った湖でもあります。 湖のインク色のような青は摩周ブル-というそうです。 透明度が高くて深い湖に見られます。 摩周湖は7000年前に出来たカルデラ。 北海道は、東北や九州と同様に、カルデラが多いので有名。 私のお勧めは支笏湖です。支笏湖もカルデラです。 ちなみに、日本で一番大きなカルデラは、阿蘇ではなくて 屈斜路湖カルデラで、実は世界第二位。 世界一は、確かトス湖(インドネシア)です。 阿寒湖♪ 摩周湖と似ている、湖のそばの外輪山の一つが大きい湖です。 とてもきれいな湖です。 摩周湖よりもやや女性的で優しい雰囲気があります。 この湖は、ご存知、「まりも」=毬藻で有名。 現在それが採れるのは、中島付近です。 オプショナルツア-でモ-タ-ボ-トで中の島へ向かいました。 またまた参加は私達だけでした。 モ-タ-ボ-トと「まりも」♪ スリル満点のモ-タ-ボ-トです。 島に上陸して撮影。 この島に毬藻研究所のような建物があります。 この写真で大きなものは直径10cm以上ありました。 これまでで最大のものは30cm程度あったそうです。 数が減少しているそうですが、それでも6億個だったかな? 相当あるようです。 阿寒湖以外にもまりもが見つかる湖はあるそうですが、 これほど大きく見事に生育するのは阿寒湖だけだそうです。 光がより当たる上部が生育すると、逆起き上がりこぼしで 下が上になり、結局全体が同じように生育するので 球形になるのでしょうか。 ふと球形鉱物を連想してしまいます。 そろそろ旅の疲れが出るころですが、毬藻に癒されました。 阿寒とアイヌ♪ 夜になると、アイヌ木彫りなどの みやげ物店の並んだ通りには たくさんの観光客が歩いてます。 その先を進んでいくと、 たいまつを持った人たちが多数。 アイヌの火祭りを模したイベントが 毎夜行われているようでした。 この地の先住民であるアイヌの民は いったいどこに消えたのでしょうか。 アイヌは縄文人の子孫、琉球人とは同根、 南アジア先住民や、インドネシア、 ハワイなどとも関係があるといわれます。 もちろん私達日本人とも深い関係があります。 このお話は、この次の旅行の話でしようと思います。 どこまでも続く道♪ 「阿寒に果つ」・・・自分を愛した女性が 真冬の阿寒で自殺したことを表した渡辺順一の小説です。 彼は阿寒湖の美しさは冬でないとわからないと書いています。 今度は冬に来たいと思いつつ、その阿寒湖を発って、 松山千春で有名になった足寄に立ち寄り、 さらにバスは延々と広い大地を駆って行きます。 北海道らしい牛達の姿です。 前の座席の方のカメラを思わす撮影。 道はどこまでも続いています。 ・・・・・・ ちょうどこのころ、バスは南大雪山系の トムラウシ山への登山ル-トの入り口である 新得町に差し掛かっていました。 この日7/13も寒い一日でしたが、 その日に登山を開始した登山ツア-の一行は、 3日後の7/16、トムラウシ山の中で 風雨に身を曝し、低体温症により多くの方々が 命を落としました。 まるで新田次郎の「八甲田山、死の彷徨」です。 合掌 font color="black"> ようやく富良野、雨フラノ♪ ようやく来ました。 幼いころのなじみの線路。富良野線です。 すこしも変わっていないようです。 そして、ようやく着きました。 紫色でわかりますよね。 富良野市です。 ラベンダ-が待ってます。 道中、雨が降っていましたが、 富良野の手前ではやんでいました。 早くラベンダ-を見たいのは頭の方。 おなかが減ってきて、 ランチがやはり先というのがおなかの主張。 豚シャブでおなか一杯。メタボまっしぐら。 ところが、ランチが終わったら、 雨がまたまた降ってきました~(^^;;; 雨にも負けず、ラベンダ-富田♪ ようやく来ました。 北海道が、いや日本が世界に誇る、 ラベンダ-の園、ファ-ム富田。 でも土砂降りの雨です(^^;;;。 ここファ-ム富田は、 ラベンダ-オイルで生計を立てようと この北の大地で苦闘を重ねましたが、 なかなか軌道に乗らず、 何度かやめようと思ったそうです。 そんなものでは生計は立たないと、 周りからもいわれたそうです。 でも夢を捨てないで、がんばった結果、 いまや世界へ発信する日本の観光の 大きな目玉になっています。 入場無料ですが、有料にしてもよいと思います。 国から補助金が出てもよいと思います。 それだけ貢献しているファ-ムです。 初日の美瑛も雨でぬれました。 途中の網走、知床、トドワラ、阿寒摩周は 晴天に恵まれましたが、 再び富良野で大雨。 でも、ラベンダ-の紫は、 雨にぬれていっそう映えていました。 北海道、パノラマ周遊はこれでおしまいです。 font color="black"> |